12歳の平均虫歯数は0.9本

「3分読めばわかる 業界動向レポート」歯科業界編

NTTタウンページ株式会社は21日、「3分読めばわかる 業界動向レポート」の発信を開始した。第1回の配信となる今回は、歯科業界と学習塾業界である。今後は月1回ペースで様々な業界を取り上げていく方針だ。

虫歯が国を動かした

昭和40年代、子供の90%が虫歯という事態に陥った。国は、当時人口10万に対し30人台だった歯科医師数を50人に増やすことを決めた。その結果、歯学部や歯科大学が次々と新設され、昭和59年には目標を達成。平成26年には、人口10万対歯科医師数は81.8人となった。

コンビニより多い歯科診療所

街を歩いていて「歯医者が多いな」と思ったことはないだろうか。それもそのはず、歯科診療所だけでも全国に約68,000箇所あり、コンビニの約54,000店舗を上回るのだ。

歯科医師の増加と共に虫歯が減少

レポートでは、12歳の子供の永久歯平均虫歯等数と歯科医師数の推移というグラフが載っている。これを見ると、歯科医師の増加と共に虫歯が減少しているのがわかる。

子供の虫歯は過去最低の0.9本になった。虫歯のない子供も少なくないのである。一方、歯科医師の数は10万人を超えた。需要と供給のギャップが大きくなっているのがわかる。

(画像はNTTタウンページ株式会社のHPより)

▼外部リンク

NTTタウンページ株式会社 プレスリリース
http://www.ntt-tp.co.jp/release/?p=7872

【歯科業界動向】むし歯がない?! どうする? 歯科医の現状と戦略
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000023291.html

NTTタウンページ株式会社
http://www.ntt-tp.co.jp