平成28年12月7日、歯ブラシのハンドル部分が横に曲がるようにすることで、ハミガキ中の転倒によるケガを予防し、安心して歯磨きの習慣化が図れる歯ブラシをリニューアル発売すると、ライオン株式会社が発表した。
なお発売日は平成29年2月15日で、商品名は「クリニカKid’sハブラシ」である。
口腔状態の維持にとって重要な予防歯科は、大きく「プロフェッショナルケア」と「セルフケア」の2つに分けられる。またそのうち、セルフケアにおいては乳幼児期からの習慣化が重要となってくるのだ。
だが、セルフケアへ高い関心を抱く一方で歯磨き時における転倒事故への不安感等から、乳幼児期の歯磨きが定着していない。
こうしたことから、ライオンは当該歯ブラシにおいてハンドル部分にイレギュラーな力が加わったときに、横に曲がるようにすることで安全性を確保。それにより、乳幼児期における歯磨きの習慣化をサポートしようというのだ。
今回リニューアル発売されるハブラシは、歯磨き時の転倒等により力が加わった場合に、側面へ向かってハンドル部分が曲がることで思わぬ事故を防止できるよう設計されている。また、その一方で歯磨きの妨げとならぬよう正面や背面には曲がりにくくされているため、しっかりと歯を磨けるようになっている。
そして毛の硬さも0~2才用はやわらかめ、3~5才用はふつうというように年齢に即したものとなっているのだ。それから6~12才用のものは、ヘッドが極薄となっているためこの時期に生える奥歯もしっかりと磨けると言える。
加えて、仕上げ用ハブラシはやわらかめの毛で子どもの口に優しくしつつ、大人が持ちやすい長さとされているのだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
~「0才からの予防歯科」をサポート~子どもの成長に合わせて、「歯みがきの習慣化」から「永久歯の上手なケア」までをサポートする『クリニカKid’sキッズハブラシ』改良新発売
http://www.lion.co.jp/ja/company/press/2016/2134