ブランデンタルケアクリニックが提供
ブランデンタルケアクリニックは6日、女性向けの口腔内の除菌方法『3DS』の提供を開始した。
この方法は、殺菌作用のある薬剤をマウスピースに入れ、毎日5分から10分装着するというもの。たったこれだけで、口内の虫歯菌や歯周病菌が除菌できるという。
早産や子供の虫歯を防ぐために
近年の研究により、歯周病は早産や糖尿病、高血圧と深い関係があることがわかっている。また虫歯菌は1~2歳前後に母から子へ感染するとされる。母の口内に虫歯菌が多ければ、子に感染するリスクも当然高まる。
以上の理由から、同クリニックは、妊娠前・妊娠中・育児期の女性の口内除菌を勧めている。
妊娠と歯周病
妊娠すると歯肉炎になりやすいと言われている。
歯周病菌の増殖を促すエストロゲン、炎症の元であるプロスタグランジンを刺激するプロゲステロンといった女性ホルモンが増えるためだ。歯肉炎を放置すると、歯周病に進行してしまう。
そして近年の研究では、妊婦が歯周病にかかると、早産の危険度が高まると指摘されている。これは口内の歯周病菌が血中に入り、胎盤から胎児へ感染するためではないかと考えられている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ブランデンタルケアクリニック プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/117661
ブランデンタルケアクリニック
http://www.blancdentalcare.x0.com
日本臨床歯周病学会 歯周病が全身に及ぼす影響
http://www.jacp.net/perio/effect/