子供の歯磨きに関する調査、虫歯への認識の甘さが浮き彫りに

ウィステリア製薬が実施

ウィステリア製薬株式会社は、東京・千葉・神奈川・埼玉在住の1~3歳の子供を持つ母親に「子供の歯磨きに関する調査」を実施し、1日に結果を発表した。

まず子供の1日の歯磨き回数について、「1回」が54.2%、「2回」が35.4%だった。1回あたりの時間については、「1分未満」が27.9%、「1分以上2分未満」が38.1%、「2分以上3分未満」が23.0%だった。

約9割の母親が子供の歯磨きに自信がない

子供の歯磨きは重要であると考えている母親は、全体の97.7%に上った。

一方、子供の歯磨きに関して、「適切な方法で十分にできている」と回答したのは11.7%に過ぎなかった。「わからない」が67.9%、「できていない」が20.4%と、9割近い母親が子供の歯磨きに自信がないようだ。

子供の歯磨きが適切な方法で十分にできていない理由について、最多は「子供が嫌がる」(73.7%)だった。一方、兼業主婦の31.8%が「時間がなく、十分な時間を割けていない」と回答した。

子供の頃の虫歯は将来の重大疾患の原因になる

子供の歯磨きが重要である理由について、第1位は「子供の頃の虫歯が、生涯を通じた虫歯のなりやすさを左右するため」(71.2%)、第2位は「虫歯による痛みを防いであげるため」(62.5%)だった。

一方、「子供の頃の虫歯が、将来、腎臓病や心臓疾患などの重大疾患の原因になるため」は17.1%と少数派であった。子供の虫歯に関する認識が甘いことが浮き彫りになった。

(画像はプレスリリースより)

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ウィステリア製薬株式会社 プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/