20代の有職女性753名を調査
ライオン株式会社は、20代の有職女性753名を対象に、「歯とお口の健康」に関する調査を実施した。
35歳以上の8割が歯周病と言われるが、今回の調査の結果、20代の女性でもすでに歯茎の出血、腫れ、痛みを経験していることがわかった。また残業の多い人ほど歯茎の不調を感じていることが判明した。
「歯茎に不調を感じた」41%、「週1回以上出血」72%
調査結果を見ていこう。まず「この1年間に歯茎の不調(出血・腫れ・痛み)を感じた人」は41%だった。具体的な症状としては「出血」が69.4%と最も多く、次いで「腫れ」が55.9%、「痛み」が34.2%となった。
歯茎の出血を感じる頻度について、「いつも」が27%、「週に1回程度」が45%、「月に1回程度」が18%となった。つまり「週1回以上」は72%に上るのである。
残業45時間以上で歯茎不調のリスクが2.4倍に!
歯茎の不調のある人とない人を比較すると、「残業45時間以上」で歯茎の不調のある人はない人の2.4倍、「残業30~45時間」では1.3倍となった。残業時間が増えるほどに歯茎に不調を抱えるリスクが高まるのである。
また歯茎に不調を抱える人は、「睡眠時間が短い」「間食が多い」傾向があることがわかった。
「歯茎に出血があった時、病院に行く」11.7%
「歯茎に出血があった時、病院に行く」と答えたのは11.7%に過ぎなかった。病院に行かない理由として、「出血くらいでは気が引ける」「行く暇がない」「医者に行くほどではないと思う」などが多く聞かれた。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ライオン株式会社 プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/76425