インプラント市場は64億ドル規模に
インプラント歯科米国アカデミーは、8月31日、アメリカにおけるインプラントと義歯業界は、2018年には64億USドルに達する見込みであることを発表した。
現在、3000万人以上のアメリカ人が歯を数本失っており、インプラントを行う必要がある状態だ。
これを受けて、全米歯科技工所協会は、インプラント等の歯科治療を推奨するキャンペーンを実施している。
アメリカにおけるインプラントに対する不安感
ここ数年アメリカでは、インプラント等の義歯における透明性について問題になっていた。
歯科医は患者に合った治療プランについて説明するが、インプラント本体を患者に見せながら説明することはできない。
インプラントは歯科技工所で作成されるため、構成物についての製造過程を患者に見せることはできない。
歯科医と歯科技工所の連携で不透明性をクリアに
歯科医が、取引先の歯科技工所と密な連携を取ることで、これらの不透明感はクリアになり、患者が持つ不安感も払拭される。
プレスリリースによると、2014年に実施されたインプラント歯科米国アカデミーによる調査においては、85%以上の歯科技工所は独自の成分を配合し、インプラント等の義歯を製造している。
インプラント歯科米国アカデミーでは、歯科医に歯科技工所への監査の導入等推奨し、インプラントの質の維持に努める。
(画像はインプラント歯科米国アカデミーの公式サイトより)
▼外部リンク
Press Release Rocket
http://www.pressreleaserocket.net/
インプラント歯科米国アカデミー
http://www.aaid.com/
全米歯科技工所協会
https://nadl.org/