第25回国際小児歯科学会が盛況のうちに閉幕

第25回国際小児歯科学会が開催

世界歯科連盟は、7月29日、第25回国際小児歯科学会に81カ国から1500人以上の参加者が集まり、大盛況のうちに終了したことを報告した。

7月1日から4日の日程でイギリスのグラスゴーで行われ、開催テーマは、「歯科治療に関する子供の意見」についてだった。

小児歯科における治療のあり方について模索

今回の学会においては、世界中で実践されている小児歯科において、総合的で最も優れた治療のあり方を模索することを目的とした。

現在の小児歯科治療の現場では、科学的な観点を軸にして、治療に関する理論や方針が決定され、実施されている。

今後は、子供の意見を尊重し、子供中心に考えた治療方針や口内環境の改善のための施策についての研究が求められている。

世界中の参加者から様々な提案と意見交換

学会の発表者は、アメリカ、チリ、メキシコ、アジア、オーストラリア、香港、日本、ニュージーランド、台湾、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、イギリス、イスラエルから集まった。

国際小児歯科学会の代表であるサイ博士は、次のようにコメントを残した。

今回の学会は驚くほど良いものであった。世界中から、幅広い科学的な内容についての発表を聴くだけではなく、新しいアイディアを得て情報交換を行うことが出来た。(世界歯科連盟のプレスリリースより引用)

(画像は世界歯科連盟の公式サイトより)

▼外部リンク

世界歯科連盟 プレスリリース
http://www.fdiworldental.org/