アメリカで、虫歯予防等の指導を学ぶオンラインコースが開催

歯科従事者向けのオンラインプログラム

アメリカ、アリゾナ州にあるリオ・サラド・カレッジは、7月28日、歯科従事者が地域住民の歯の健康を保つため、適切な指導を行えるよう、ノウハウを学ぶ授業を開催することを発表した。オンラインベースで行われる。

これは、同カレッジが提供するプログラム、コミュニティー・デンタル・ヘルス・コーディネーター(以下、CDHC)に組み込まれているクラスの1つ。

このオンラインプログラム、CDHCとは?

CDHCでは口内環境に関する教育、虫歯や歯周病等の予防、また、歯科治療を受ける必要があるにも関わらず受診してない市民に歯科での治療を受診することを勧めるトレーニングが行われる。

このプログラムは、16週間のプログラムで、インターンシップを通した実践活動も含まれる。プログラムの定員は10名程。歯科助手と歯科衛生士のみが受講可能。

アメリカ歯科医師会によって創設

CDHCは、2006年に、アメリカ歯科医師会によって創設されたプログラムであり、同カレッジにおいて試験的運用を行っている。既に34名の生徒が卒業している。

2015年度は8月25日から開始し、全米の歯科従事者が受講可能である。

(画像はリオ・サラド・カレッジの公式サイトより)

▼外部リンク

アメリカ歯科医師会 プレスリリース
http://www.ada.org/

リオ・サラド・カレッジ
http://www.riosalado.edu/