「食後の歯磨き」は唾液を減らし、虫歯や病気を引き起こす
ほとんどの人が食後に歯磨きをする習慣を持っていることだろう。
しかし「食後の歯磨き」は唾液を減少させ、虫歯や病気を引き起こすという驚きの主張をする本が、フォレスト出版より発売された。本のタイトルは『長生きする人は唾液が多い』。著者は、医療法人ほんだ歯科理事長・本田俊一氏。
氏によると、食後は唾液が潤沢に出ているので、口の中は細菌が少なくクリーンな状態にあるので歯磨きの必要は無いという。
そこへ歯磨きの後のうがいをしてしまうと、せっかくの「唾液を喪失」してしまう。そればかりか歯磨きが不十分だと、歯や舌に食べかすが残ったままとなり、「口の中の酸化が助長」されてしまう。そして虫歯や歯周病だけでなく、インフルエンザやガンまで引き起こしてしまうことがあるという。
また世界的に見ても、食後に歯磨きをする国は少数派なのだそうだ。
唾液を味方にする
「食後の歯磨き」が良くないのは、「唾液を減らしてしまうから」である。今や世界標準の歯磨きは歯垢と唾液を中心に考えられているのだ。
そこで同書は唾液の力を知り、味方につけることを目的に書かれた。口の中から体全体の健康にしていくことを目指し、唾液を増やすためのエクササイズや、正しい歯磨きの仕方をまとめている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
フォレスト出版株式会社 プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000009347.html
書籍情報
http://www.2545.jp/bookPage/111.html