歯周病治療にレーザー機器「LANAPプロトコル」を導入
アメリカ・オレゴン州の歯科医であるドレイク博士は、歯周病の治療にレーザー機器を導入した。この治療法により、治療に伴う損傷を最小限に食い止めることができる。
ドレイク博士は、アメリカ国内において数が少ない歯周病専門の歯科医の一人である。LANAPプロトコールと呼ばれる歯周病治療のためのレーザーを用いる。
健康な歯茎を傷つけず、手術も不要
このレーザー治療は、歯の隙間にいるバクテリアなどを除去し、健康な歯茎を傷つけることが殆どない。
従来と違い、歯茎を切開する必要がない。殆ど出血もせず、術後は数日で回復する。従来は回復に数週間を要した。
歯周病の原因と従来の治療法との比較
歯周病は、歯に存在するバクテリアと歯垢から発生する。これは毎日2回の専門的なクリーニングを行わないと、歯の根元部分と歯茎の下に出来る。
また、歯磨きを定期的に行い、健康な口内環境を維持している人でも、遺伝的なもの、ホルモンの影響など様々な要因で歯周病や歯肉炎になる可能性がある。そして歯周病の進行が進むと、従来の治療法では手術が必要だった。
レーザーを使う治療では、歯根と歯の隙間から悪い箇所を除去することが可能である。治療後は、歯茎はすぐ元の状態に戻る。従来の手術をするやり方は、手術後に歯茎が元の位置に戻らない場合もあり、苦痛を伴うものであった。
(画像はドレイク・ペリオドンティック・インプラントロジイ・PCの公式サイトより)
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ドレイク・ペリオドンティック・インプラントロジイ・PC
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