増えるインプラントの需要
アメリカの調査会社であるフューチャー・マーケット・インサイト社は、様々な要因から歯を失う人が増加傾向にあり、インプラントの需要が高まっていると発表した。これは、金銭面に余裕がある人口が増えており、歯を適切に治療することへの重要性が高まっているためだ。
2010年には1.6億人が歯を失っており、全世界の人口の2.3%にあたる。
高齢者の増加も一因
要因の一つとして、高齢者の人口が増えたことや生活習慣の変化がインプラント市場の成長を促している。
世界保健機関によると、全世界の高齢者の人口は2050年までに20億人に達する見込みだ。特に、イタリア、ドイツ、イギリス、アメリカ、日本において高齢者の人口は早いスピードで増加している。
アメリカ合衆国国勢調査局の調査では、2011年時点で、アメリカ国民の4千万人は高齢者であった。このペースでいくと、2050年までに8900万人が65歳以上になる。
歯科技術の発展も市場拡大に貢献
インプラント技術の発展も、市場の拡大によい影響をもたらしている。コンピューターを駆使した歯科技術は、治療時間の大幅な短縮を実現している。
(画像はフューチャー・マーケット・インサイトの公式サイトより)
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フューチャー・マーケット・インサイト
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