サンスター 歯周病予防啓発を進化

「歯周病リスクから健康を考える」をキーワードに

サンスター株式会社は、 6月4日から始まる「歯と口の健康週間」の口腔保健啓発活動の一環として、歯周病と全身の健康の関わりを、広く一般に紹介する健康啓発キャンペーンを実施すると発表した。

歯周病は歯肉炎と歯周炎の総称で、歯周病菌の感染により歯を支える歯周組織に炎症を起こす病気である。むし歯と異なり痛みを伴わずに進行し、歯を失う原因の第1位になってきている。

歯周病と全身疾患との関連性を裏付ける医学的知見が多数報告され、歯周病の予防や治療は、身体を健康に維持するための鍵を握る重要なケアと考えられている。

歯周病が全身疾患に与える影響

サンスターは、ニューヨーク州立大学バッファロー校との共同研究を基に、歯周病の原因が細菌感染であることを世界に先駆けて解明した。

その後、1989年に歯周病対策のためのオーラルケア商品を発売、歯周病予防に向けた研究による、新製品の継続的な開発と啓発活動に取り組んできた。

サンスターはその研究開発過程で、歯周病と、全身疾患との関わりに着目し、口と全身の健康の関わりについて、啓発活動を進めてきた。

全身疾患の中でも特に糖尿病について歯周病と相互に影響を及ぼしあい、それぞれの病状を悪化させることから、2008年にハーバード大学医学部付属ジョスリン糖尿病センターとの共同研究を開始した。

歯周病予防・治療の啓発

歯周病ケアが全身の健康にも好影響を及ぼすことが、一般消費者にも知ってもらいやすい環境になりつつある。

今後もサンスターは、歯周病対策が単なる口の健康維持を行うための対策ではなく、全身の健康にとって重要であることを、「歯周病リスクから健康を考える」というキーワードで一般消費者向けに啓発していく。

▼外部リンク

サンスター プレスリリース
http://jp.sunstar.com/company/press/2015/0604.html