新しい配合技術で虫歯予防

新商品の発表

スリーエムジャパン株式会社ヘルスケアカンパニー(以下、3M)は、6月2日、新しい歯磨き粉の販売を開始した。発表したのは「クリンプロ・歯磨きペースト」と、「クリンプロ・デンタルフロス」の2種類。

クリンプロシリーズは、歯科医院専用の製品もあり、歯科医院と家庭の両方で日常的に使用し、予防的治療することを目的とした製品である。

新しい配合技術で高い虫歯予防

唾液はミネラルを含み、歯に栄養分を与え、再石灰化を促し、健康な歯を維持する大事な役割を果たす。しかし、加齢、ストレス、喫煙、飲酒等からミネラルの量が減少し、虫歯になりやすい口内環境になる。

従来の技術では、ミネラルとフッ素を一緒に配合する技術がなかったため、フッ素のみが歯磨き粉に含まれていた。

今回、3Mによる技術開発で、ミネラルであるTCP(リン酸およびカルシウム)とフッ素を同時配合が可能となった。

フッ素のみでなく、唾液成分に含まれているミネラルも配合された歯磨き粉を使用することで、歯の再石灰化を実現し、虫歯予防が可能になる。

歯を傷つけない研磨粒子

3Mは独自に開発した研磨剤も配合。プラークや着色を除去する。粒子が少しずつ溶ける仕組みになっており、歯の表面を傷つけない工夫がされている。

(画像はプレスリリースより)

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スリーエムジャパン株式会社ヘルスケアカンパニー
http://www.mmm.co.jp