デジタル歯科教育に向け、昭和大学にデジタルラボが誕生

歯学部をもつ大学では最大級

2015年5月27日、昭和大学は、昭和大学歯科病院内にデジタルラボをオープンさせたことを明らかにした。

同大のデジタルラボは歯科治療の完全デジタル化を目指して設置されたもので、その規模は国内において歯学部をもつ大学では最大級となる。

ラボには世界の主要なデジタル歯科システムが導入されており、口腔内スキャナー、仮想咬合器、クラウン・インプラントCADシステム、CAMシステムなど、いずれも世界最新鋭のものが揃う。

歯学部学生への教育に積極的な活用

同大歯学部では将来のデジタル時代を見据え、さまざまな面でデジタル化を推進している。

これまでも世界初の患者ロボット「昭和花子」や対話式医療面接システム「Virtual Patient」を導入し、話題を呼んだ。実際の治療現場で患者の動作・反射行動への対応やコミュニケーションを、最新の技術で学生に伝える。

同大はデジタルラボについても基礎実習ならびに臨床実習において積極的に活用していき、将来は指導的役割を担える歯科医師の育成を目指したいとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

昭和大学 プレスリリース
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/

昭和大学歯科病院内にデジタルラボが誕生
http://www.showa-u.ac.jp/topics/2015/20150528_000.html