アジア初のプログラムを開始
ライオンは、5月25日から、使用済みハブラシを回収してリサイクルする「ハブラシ・リサイクルプログラム」を開始した。
なお、この取り組みはアジア初。プログラム開始にあたっては、世界25カ国でリサイクルプログラムを実施している「テラサイクルジャパン」と提携したという。
プログラムの概要
参加希望者は、テラサイクルジャパンのホームページにアクセスし、個人・学校・団体などの単位で事前に参加登録したうえ、使用済みのハブラシを収集する。
集められた使用済みハブラシは、指定運送業者が集荷。一方、参加者には、重量に応じてポイントが付与され、そのポイント数に応じて、ハブラシをリサイクルして作られたプラスティック製品との交換や、公共団体などへの寄付と交換可能だ。
なお、テラサイクルジャパンは、ハブラシの回収からリサイクル加工、リサイクル品寄贈までの運営を手掛け、ライオンは、その費用を負担する。
環境負荷低減に貢献
ライオンは、オーラルケアのリーディングカンパニーとして、生活者の歯と口の健康増進を応援するとともに、「環境対応先進企業の実現」をスローガンに、環境負荷低減に取り組んできた。
同社は、今後も、適切なサイクルでのハブラシ交換を促すことで、歯と口の健康維持へ貢献し、廃棄されるだけであった使用済みハブラシをリサイクルする場を提供することで、循環型社会形成をめざす方針だ。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
ライオン ニュースリリース
http://www.lion.co.jp/ja/company/press/2015/1440
テラサイクルジャパン ハブラシ回収プログラム
http://www.terracycle.co.jp/ja/brigades/habrush.html