ソフトブレーン・フィールド株式会社は、株式会社クレディセゾンと共同で「Point of Buy(R)購買理由データ」を展開している。今回は収集したデータをもとに歯磨き粉の購入理由について分析した。
対象期間は2015年1月1日~4月30日。期間中に歯磨き粉を購入したことを証明する4,461件のレシートデータをもとに分析した。
4,461件のうち、男性が1,476件、女性が2,985件。世代別の比率は、20代以下5%、30代27%、40代37%、50代22%、60代以上9%となっている。
レシートに記された歯磨きの購入金額から算出した購入金額ランキングの1位は「グラクソ・スミスクライン シュミテクトハミガキ」で、シュアは10%だった。2位は「サンスター GUM デンタルペースト」で7.6%だった。
3位は「ライオン クリニカ ハミガキ」で5.4%、4位は「花王 クリアクリーン」で4.9%、5位は「ライオン デンター クリアMAX」で4.4%だった。3~5位は価格が100円台のハミガキが並んだ。
一方、「シュミテクトハミガキ」と「GUM デンタルペースト」は購入単価が518円、298円と決して安くはない。にもかかわらず個数で見ても5位と4位となっており、価格以外の点が支持されていることが分かる。
「シュミテクトハミガキ」と「GUM デンタルペースト」の購入理由を見ると、「歯周病予防のため」が「シュミテクトハミガキ」で32.3%、「GUM デンタルペースト」で32.8%となっている。さらに「シュミテクトハミガキ」では、「ホワイトニング効果に期待」が10.8%だった。この2ブランドは「機能に関する購入理由」がよく上げられていた。
一方、「クリニカ」や「クリアクリーン」、「デンター クリアMAX」では、「他の商品よりも安かった」など「価格に関する購入理由」が目立った。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ソフトブレーン・フィールド株式会社 プレスリリース
http://www.sbfield.co.jp/news/2015/05/26_110000.html