歯周病から私たちを守ってくれる「歯科衛生士」の歴史を紹介

10月30日まで

5月11日から10月30日まで、東洋学園大学本郷キャンパスにある東洋学園史料室において、2015年前期特集展「日本初の歯科衛生士学校 東洋女子歯科厚生学校(戦後70年 占領期改革シリーズ4)」が開催されている。観覧可能時間は平日(月曜から金曜)の9時30分から16時30分までで、料金は無料。

歯科衛生士の歴史

東洋女子歯科厚生学校は1949年5月に設立されたが、1年2か月後に閉校となった。設立したのは、東洋学園大学の前身である東洋女子歯科医学専門学校。同校の卒業生は19名。

歯科衛生士は歯科医師による診療を補助する役割を担うほか、むし歯や歯周病の予防処置や、歯磨き指導などの歯科保健指導を行っている。

1948年に歯科衛生士法が制定・公布され、翌年に歯科衛生士の養成を開始。1950年には日本初の歯科衛生士が誕生。その翌年、日本歯科衛生士会が設立された。

常設展も開催

今回の特集展では、東洋学園大学が初期の歯科衛生士教育に携わった事実や卒業生の活躍、そして東洋女子歯科厚生学校の紹介を行う。史料室には、同校の約100年に及ぶ歴史に関する資料が収集・整理・保存されており、資料活用の1つとして特集展や常設展を開催。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

プレスリリース(東洋学園大学)
http://www.tyg.jp/pdf/pressrelease/2015/

東洋学園史料室
http://www.tyg-archives.jp/

東洋学園大学
http://www.tyg.jp/