フッ素をうまく使って子供の虫歯を防ごう!

フッ素にはNaFとMFPの2種類ある

「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』にて、新たなコンテンツを発表した。そのコンテンツでは、歯科医の高柳篤史先生がフッ素の役割や種類に関して解説している。

虫歯は細菌から酸が発生して歯が溶ける病気であるが、フッ素は歯が酸に溶けるのを防いで虫歯になりにくくする働きがある。また初期の虫歯であれば、溶け出したミネラルを補充し、健康な歯に戻す働きもある。この働きを再石灰化という。

フッ素にはNaF(フッ化ナトリウム)とMFP(モノフルオロリン酸ナトリウム)の2種類がある。NaFは歯のエナメル質表層の浅いところに作用し、MFPは歯のエナメル質表層の深いところに作用する。

歯科医院で塗布されるフッ素は、ハミガキに入っているフッ素の10倍の濃度

虫歯予防として、歯科医院でフッ素を塗布されることがある。このフッ素は、市販のハミガキに配合されるフッ素の10倍程度の濃度がある。歯科医院で塗布されるフッ素は主にNaFだ。

一方市販のハミガキには、NaFのみ配合、MFPのみ配合、あるいは両方が配合されたものがある。ハミガキの本体や外箱に成分が書かれているので、チェックしてみると良いだろう。毎回フッ素入りハミガキで歯を磨くことが虫歯予防には重要だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao プレスリリース
http://digitalpr.jp/r/11294

ウェルラボ
http://www.well-lab.jp