子供の虫歯を防げ!歯科保健推進DVD(Ⅱ)、宮城県全小中学校に配布

東北大学大学院歯学研究科が制作

東北大学大学院歯学研究科は、「東北大学災害復興新生機構・復興アクション事業」の一環として、歯科保健推進DVD(Ⅱ)を制作し、宮城県の全小学校・中学校に配布する。歯科保健推進DVD(Ⅰ)は昨年度制作され、同様に配布済み。

東北大学は、東日本大震災の被災地にある総合大学として「復興アクション100+」を行っている。

過去の大震災では、生活習慣や食生活の乱れから虫歯の大量発生が報告されている。そこで同大学院歯学研究科は、東日本大震災後の子供たちの口腔ケアと虫歯予防を緊急の課題として取り組んできた。

そして今回、歯学研究科は「復興アクション100+」の一環として、歯科保健推進DVDを制作し、宮城県の全小中学校に配布することにした。子供たちの口腔ケアの強化を図り、子供たちの歯と口の健康を維持することが目的である。

歯科保健推進DVDの内容

歯科保健推進DVD(Ⅰ)はすでに配布済みである。「お口の中は不思議がいっぱい」というタイトルで、虫歯や歯肉炎はなぜ起こるのか、歯の生えかわりや口と全身の関わりなどを子供たちにも分かりやすく解説している。

今回配布されるDVD(Ⅱ)は虫歯や歯肉炎を予防するための方法を具体的に動画を使って解説している。

一言で言えば(Ⅰ)は知識編、(Ⅱ)は実践編ということになる。

▼外部リンク

プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2015/04/press20150415-01.html