虫歯の痛みに御利益がある神社で歯ブラシ供養

いまも手磨き派が主流

株式会社プラネットは、歯ブラシに関する意識調査を男女約6000人に行い、歯磨きに使用するツールから使い終えた歯ブラシの利用方法までを調べた。

「ふだん何を使って歯を磨いているか」という質問に対して、歯ブラシで磨く人は83.2%いることがわかった。電動歯ブラシが普及していると思われたが、従来どおりの歯ブラシが圧倒的多数という結果。

電動歯ブラシの体験者の意見では、「電動歯ブラシを使っていても手を動かしてしまう」や「電動歯ブラシを使ってみたが、普通の歯ブラシに戻した」などがあった。

使い終えた歯ブラシは掃除用具?

「使用済みの歯ブラシを再利用しているか」には、「ふだんから、別の用途で再利用している」が69.8%、「今年の大掃除に使用済み歯ブラシを使用するか」には、「はい」の回答が69.5%。この結果から、歯ブラシを再利用する場合、過半数が掃除用具に使用していると推測される。

他の用途では、細かい箇所の清掃に向いている歯ブラシらしく、お手入れの使用が多かった。例えば、掃除機のフィルター、ヘアブラシ、印鑑、お墓、腕時計のバンド、自転車や自動車の部品、爪ブラシなどだ。スキンケアやペットケアにも使われている。

神社で供養

白山神社(東京都文京区)は虫歯の痛みに御利益があるとされ、その言い伝えを元にして「歯ブラシ供養」を行っている。供養の時期は例年6月に開催される「文京あじさいまつり」の期間。役目を終えた歯ブラシを神社で供養することも日本人らしい慣習といえそうだ。

(画像はプレスリリースより)

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株式会社プラネットプレスリリース
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