6か国の男女を対象とした調査
サンスター株式会社(大阪府高槻市)は9月2日と9月17日、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、スウェーデン、オーストラリアに住む男女2280人を対象として、「世界のオーラルケア・歯周病事情に関する調査」を実施。
日本人の20パーセントが歯周病の自覚症状あり
配偶者や恋人との「キス」の回数については、日本人は1週間あたりの平均回数が1.31回で、6か国の中で最下位であった。また「キスをほぼ毎日している」との回答が6か国平均で61パーセントであったのに対し、日本人のみでは12パーセント。
8項目で構成されている歯周病のセルフチェックを行ったところ、何らかの症状を自覚している人が8割近くに達することが判明。また日本人では20パーセントが、3項目以上該当すると回答。
歯みがきで使用するコップについて、日本人の32パーセントが「同居している人と共有している」と回答しており、6か国の中で最も割合が高くなっている。また日本人の57パーセントが、コップを同居している人のものと一緒に管理しているが、ドイツ人の88パーセントが、コップを別々に管理していると回答。
家族間で伝染している
この調査結果を受けて神戸常磐大学の野村慶雄教授は、家族同士の歯周病やむし歯の細菌の遺伝子は同じものであり、家族間で伝染しているのは明らかであると話しており、日本人には共有する習慣のない歯ブラシを清潔に保つことを勧めている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
プレスリリース(サンスター株式会社)
http://jp.sunstar.com/company/press/2014/1110.html
歯周病のセルフチェック
http://www.jacp.net/jacp_web/general/about.html