歯周病放置が半数以上!生活者と医療従事者の意識調査で判明

ライオンが意識調査を実施

2014年10月20日、ライオンは歯周病ケアに関する意識調査を歯科医療従事者と生活者の大して別々に調査を行いました。

歯科医療従事者に対する意識調査は2014年7月4日~11日、歯科医師あるいは歯科衛生士の資格を有している歯科医療に従事している人146人を対象に、質問紙による調査を実施。

生活者に対する調査は2014年8月28日~9月3日、30歳代~60歳の男女176人にwebを用いて調査を実施。

歯周病とは

歯周病は歯を支えている組織に炎症が起こる病気の総称です。歯周病の直接の現金は歯垢。歯垢には嫌気性細菌(酸素の少ないところを好む細菌)が多く存在することから、細菌は歯周ポケットを好んで繁殖します。この細菌が出す毒素が歯ぐきの炎症を引き起こします。

(画像はプレスリリースより)

調査結果

生活者の調査では、歯周病の症状である出血が71.5%の人に、腫れを経験した人は58.7%でした。出血あるいは腫れを経験した人の半数以上が歯科医院に行く予定を持っていませんでした。

生活者のうち、歯科医医院に行った経験のある人82人に聞いたところ、歯科医院に行くきっかけは80.2%となっており、ライオン オーラルケアマイスター 河村 有美子さんは痛みはすでに歯周病が進行しているサインなので、セルフケアを行うことが必要とアドバイスしています。

セルフケアに関して歯科従事者が診た間違ったセルフケアは「歯と歯ぐきの境目に歯ブラシが当たっていない」、「いつも歯ブラシが当たっていないところがある」の二つが80%を超えました。

また、生活者の意識では歯周病予防で重要だと思うセルフケアと実践に差があることが分かりました。

▼外部リンク

ライオン プレスリリース
http://www.lion.co.jp/ja/company/press/2014/pdf/2014088.pdf