眠っている入れ歯や金歯はありませんか?

1本の金歯で購入できるもの

特定非営利活動法人の日本紛争予防センター(JCCP)は、「金歯キャンペーン」を2014年10月8日から2015年3月31日まで実施する。

(画像はプレスリリースより)

JCCPとは、武力紛争の発生、再発の防止を支援しているNGOで日本人が立ち上げたものだ。

今回、「入れ歯の日」にちなんで、金歯キャンペーンを10月8日からスタートさせる。眠っていた金歯がたとえ1本でも紛争地域の人々を救える、という。

現在、このNGOはケニアや南スーダンなどの紛争地域で平和構築事業を展開している。金歯キャンペーンではこれらの地域を支援する。

金歯1本があれば、ケニアのスラム街、マザレ地区で、子どもの心をケアするために使うおもちゃが1つ買える。清掃に使う軍手も買える。南スーダンでは、金歯3本で女性や少女の就職を支援するYシャツが1枚買える。

金歯キャンペーン

キャンペーンで寄付を募っているものは、「使用していない金歯や入れ歯」、「治療の際に不要となった貴金属」だ。

個人で寄付する場合は、家にしまったままで、寄付しても差し支えのない金歯をJCCPに送付する。JCCPはそれを換金して、前述の紛争地域に届ける仕組みだ。

また、歯科医院から寄付する場合は、患者や業者に呼びかけて集めた金歯や入れ歯を、医院がまとめてJCCPに送付。あとは同様の流れで、紛争地域を支援することができる。

▼外部リンク

日本紛争予防センターのプレスリリース/PRTIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000006416.html

日本紛争予防センター
http://www.jccp.gr.jp/