糖尿病外来を開始
医療法人財団興学会は5月17日、興学会が運営する新橋歯科医科診療所において歯科と医科(糖尿病外来)の両方の診療ができる都内最大級の「糖尿病外来」を開始したと発表した。
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歯科医科連携により糖尿病を改善
糖尿病と歯周病は相互に影響を与えており、歯周病がひどいと血糖値が上昇し、糖尿病がひどいと歯周病は悪化する。したがって、糖尿病と歯周病を同時に治療する必要がある。
歯周病は、口腔内の炎症部から歯周病菌が毛管内に侵入し糖尿病を悪化させる。歯周病が悪化すると噛む力が弱まり、固いものや野菜を食べることが困難で軟らかいものや果物など血糖値が上がりやすい食事に偏りやすくさらに糖尿病を悪化させる。
糖尿病の患者は、健康な人と比べ歯周病にかかりやすく、血糖のコントロールが悪くなるため歯周病がより重症化しやすくなる。
新橋歯科医科診療所では、糖尿病内科医の糖尿病外来と専門歯科医師の歯周病外来をワンストップで受診できる。患者の情報が医科と歯科の間で共有できるので、通院の負担が軽減され適切な治療が可能となる。
歯科医科連携により、歯周病を治療すると歯周組織の炎症が改善され血糖を下げる体内インスリンの効き目が良くなり、血糖コントロールが改善され糖尿病が改善する。糖尿病が改善すると、歯周病も良くなり健康につながる。
同所では食事指導を行い、日々の食事を適正にすることで体重管理、血糖コントロールなど糖尿病改善や予防につなげている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
医療法人財団興学会のプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/310129